Scalaのライブラリについてごちゃごちゃと適当に説明

これ
http://d.hatena.ne.jp/gkojax/20111212#1323701862
に対するツッコミというか、べつに間違ってる部分がたいしてあるわけでもないのに簡単な補足と言うか、単に自分の言いたいこと言うだけっていうか、おまえどれだけScalaのことについてだと突っ込むんだよ!っていう感じのなにか

flockdb

いわゆる neo4jorientdb などの graphdb の類なのだが、バックエンドにMySQLを使って構築しているところが、なんかtwitterさんらしいというか独特というか

graphdb自体については、勉強会 一人演説会を開くほどの @doryokujin さんの
「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜

The Definition of GraphDB
が素晴らしいので、みるといいよ

akka

akka => 分散 => actor
のイメージが強いが、公式ページ のドキュメントにあるように、STMとかspringとのIntegrationとかOSGIとかなんかいろいろあります。まぁ自分もほとんどまともには使ったこと無いので、どれに力を入れてて、実際どの機能がどのくらい使えるのかはわかりませんが・・・

blueeyes

https://github.com/jdegoes/blueeyes/blob/0.5.0-SNAPSHOT/build.sbt#L16-23
一度 rpscala でコードリーディングやりましたが、たしかにviewはなくてAPI作成のためという感じで、裏で akka と mongodb と scalaz 使ってるとか色々パネェっす

spark

ScalaDays2011で実際のデモ見てきたよ!
http://days2011.scala-lang.org/sites/days2011/files/20.%20Spark.pdf
http://days2011.scala-lang.org/node/138/284
↑デモの動画残ってて、とてもわかりやすいのでオススメ

  • シリアライズしてキャッシュするから場合によってHadoopより速い(?)
  • なおかつ中間データ再利用できるとか
  • 計算途中で死んでも、最初からやり直す必要ない的な耐障害性とか
  • ScalaのREPLで直接操作できて、pigみたいなよくわからない中途半端な言語使うよりリッチに操作できていいよね!

的な感じだった*1

ぴーえふあいの人がちょっと紹介書いてましたね
http://research.preferred.jp/2011/06/bsp_piccolo_spark_introduction/
あと、ひしだまさんがなぜか動かしたりしているw
http://www.ne.jp/asahi/hishidama/home/tech/scala/spark/index.html

rogue

Liftの一部ではない が、LiftのMongoDBのモジュールに依存しているとかややこしい

querulous

これもO/Rマッパー。読み方わからない。
去年のあどべで @hito_asa さんが書いてた。
@hito_asa さんによると クゥエルァラス
的な読み方らしい。わりと薄いJDBCラッパーで、 MySQL 専用とかまぁこれもtwitterさんらしいですね

configgy

ある程度の数のtwitterのライブラリが昔はこれ使っていたのに、最近twitterさんは、util-evalで設定ファイル書くようになって、なんかメンテナンスされるのかなぁーって不安がちょっと漂うライブラリ(?)・・・けど今見たらそれなりにメンテされてるな

scala-json

これは、そんなに頻繁にメンテナンスされてる気配ないし、どのくらいの人が使ってるのかな・・・?パフォーマンスはしらないが、機能の豊富さの面では、他のライブラリのほうが使いやすそうだし

sjson

なんかパーサーって言っちゃうと、パースだけのみしかやってくれなさそうに捉えられるけれど、シリアライズの定義の仕方が独特というか、とりあえずこれ読みましょう

sjson: Scala の型クラスによる JSON シリアライゼーション

casbah

とても使い込んでいるし、過去にblog書いたし、言いたいことたくさんあるが、きりがないので略

*1:が、自分もちょっと試した程度なので、良い子はちゃんと公式のドキュメント読みましょう!