Scalaz の作者の人達が書いた "Functional Programming in Scala" という本がでるらしい

こちら↓もちろん英語ですよ。

http://manning.com/bjarnason/


そして

↑こんな感じで定価で買った馬鹿な人もいるみたいですが

クーポンあるらしいです。クレジットカードあれば電子版のPDFすぐ買えます。

scala-user の ML でこの本のスレッドができていましたが、すごく盛り上がってますね。
https://groups.google.com/forum/?fromgroups#!topic/scala-user/uw8ci4yE0Jg

Manning Early Access Program とかいう仕組みなので、今*1買っても全章揃ってません。完成した部分から読むことができて、いつ買おうが一度買えば、 updateするたびに最新版をdownloadできるっていう感じの仕組みでしょうかね。

作者の人たちが Rúnar Bjarnason さんや Tony Morris さん*2といった、Scalazの主要なcommiterである超有名な人たちが書いているので、これはかなり期待できますね。

目次の3章の部分見ると「Monoids,Functors,Monads,Applicative functors,Traversable and foldable data structures,Comonads」と、主要な typeclass を一つ一つ説明していくみたいです。

あと、書籍中のsample codeなどがgithubにあるらしいです
https://github.com/pchiusano/fpinscala

まだ、最初の部分を流し読みした程度ですが、ちょっとだけ感想を書いておくと、まず

This is not a book about Scala. This book introduces the concepts and techniques of functional programming (FP) - we use Scala as the vehicle, but the lessons herein can be applied to programming in any language.

という文で始まってます。本の目次みてもわかると思いますが、おそらく全体的にScala自体の細かい文法などの説明はほとんどなくて、Functional Programming の概念や色々なデザインパターンをできるだけ詳しく説明していくといった感じのようです。まだ全部読んでない&完成していないので読めないのであれですが、Functional Programmingの方に的を絞っているので、おそらくScalaオブジェクト指向的な部分はほぼ解説しないのではないかと思います。

あと、「stackoverflowで質問する場合は fp-in-scala というタグ使ってください」と書いてあってさすがだなと思いました。

ちなみに、最初の章は無料で公開されているようです。



追記:他にもクーポンが?