sbt-web pluginとplayframework2.3

rpscalaで「typesafehubのアカウントで色々web関連のplugin作ってるけどなんだろう?次期play2.3に向けての何かかな?」とか言いましたが、やはり大体予想通りだったようです。
PlayのMLでアナウンスがありました

https://github.com/typesafehub/sbt-web
https://groups.google.com/d/msg/play-framework/YLPAEnaE0FE/0G_rmv26uG8J


play2.3では、デフォルトでこれに依存するみたいです。そして、設定すれば現状の2.2でも使えるようなこといってますね。
「なぜplay本体の内部で開発せず、独立したsbt pluginとして開発してるのだろう?」
という疑問がありましたが、2.2系でも使えるようにするという理由だったのでしょうか?
あとは、勝手な予想としては「play本体に組み込むと、コンパイル遅くて大変」とかでしょうか?
このsbt-web pluginが、playに全く関係なく、独立して使えるのか(typesafeはそれを意図してるのか?)は、実際使ってみたり、もう少し情報がでてくるのを待ってみないとわからないですが、面白い方向性ですね。

あと、このsbt-web plugin以外の、以下のpluginなども

https://github.com/typesafehub/angular-seed-play
https://github.com/typesafehub/sbt-less-plugin
https://github.com/typesafehub/sbt-jshint-plugin
https://github.com/typesafehub/js-engine
https://github.com/typesafehub/webdriver

大体同じような意図で、次期play2.3に関連して開発してるのだと思います。面白いのは、「webdriverがW3Cで標準化されるし、新たにWebDriver自体作ろう?」というものまである点です。
詳しく見てみないとわからないですが、現状のplayにも、こういったjavascriptCSSのフロントまわりの機能はもちろんそれなりに存在してるわけですが、ある意味一から別に作りなおしているほどだから、色々と改善されていたり今までにない新機能が盛り込まれるということなのでしょう、たぶん


あと、play2.3が出る時期はまだ決まってなさそうですが「Scala2.10サポートせずに、Scala2.11のみ」にすることも検討しているようです。
(playのpull req欄で言ってた)
個人的な勝手な予想では、すぐにplay2.3でる様子はないし、その前にScala2.11.0 finalはでる*1だろうから、play2.3はScala2.11になるのではないか?と予想してます。

*1:3月に出る予定