sbtのバグを見つけたと思ったら、結局Scalaのバグだったという話

以前のsbtでは発生しなかった、ということから、明らかにsbtのバグだろーと思ったら、結局Scala側が悪い?という結論になったようですが

https://issues.scala-lang.org/browse/SI-8486

そのバグ修正は、Scala 2.11.0のfinalには間に合わず、2.11.1 になるらしいです。


とりあえずバグの原因となったコミットのみをrevertしたversionが、sbt0.13.2-RC3としてリリースされました。

https://groups.google.com/d/msg/sbt-dev/adyQsDmlapQ/_RL46j6b_8QJ

(sbt 0.13.2-RC2はリリースミスしたらしい。リリースミスも自分が見つけた)


原因となるコミット自体は、インクリメンタルコンパイルの改善のために頑張る系だったので、sbt0.13.2では安全側に倒して単にrevertしたようですが、sbt0.13.5系では頑張ってScala自体のバグを避けつつその変更も入れるようです。


ところで、なんの説明もなくsbt0.13.5系と言いましたが、なんだかsbtのversionちょっとややこしいことになってます。詳しくはこれ

http://eed3si9n.com/ja/sbt-preview-auto-plugins

読んでください。


みんなももっと最新版使って、どんどん地雷を踏んで、Scalaやsbtの開発に貢献しましょう。