というわけで、先日の PrecogIOって会社に、Scalaのスゴイ人がいっぱいでヤバイ の続編的な感じで書いてみます。以下に挙げるのは、あくまで自分がある程度知っている企業とエンジニアをたまたまいくつかピックアップしただけで、他にもScala自体を使っている会社は大量にあるでしょうけど。というか、書き終わって気づいたら3社中2社が「Scalazを使ってる企業」になって、偏っている気がします・・・。あと、twitter、foursquare、linkedin あたりは、かなり使っていることで有名ですが、あえてそのあたりではなく、それ以外で最近勢いがあったり、(かなりすごいエンジニアがいたり、面白い情報発信しているのに、ごく一部のScala界隈を除いて)日本ではそれほど有名になってない印象のある会社を挙げてみました。
meetup
- http://www.meetup.com/
- 一言でいうと、ATNDとかpartakeとかです。
- 会社自体のエンジニア紹介のページ http://www.meetup.com/about/ みる限り、以下に紹介する2人はAPI作ったりとかしてるみたいです。で、おそらく使っているフレームワークが unfiltered です。
https://github.com/unfiltered/unfiltered
githubのgraph見ると、以下のようにこのmeetupの2人が一番コミット数多いです。*1 最近 unfiltered 自体の開発は落ち着いているというか、それほど盛んではないですが、APIやちょっとしたものを作るのにはちょうどよく、(パターンマッチが多用されていて)Scalaらしく面白いですよ。
また、 giter8 や conscript 、 pamflet、 picture-show 、ls などなど、かなり有名なライブラリやツールを作ってます。今紹介したようなものは、それぞれn8hanさんや、softpropsさんのリポジトリにあっても、大抵は相互にコミッターになっていて、二人で協力して作ってることが多いです。
stackmob
モバイルアプリのバックエンド(Web API)に特化したサービスのまとめ で紹介されてますね。自分はあまり「モバイルバックエンドサービス」の業界なんて詳しくないですが、それによると結構有名らしいです。そして、頻繁にstackmobの広告をみる気がします。
stackmobに関しては、「特に有名なライブラリ」や、「*2 昔からScala界隈に貢献しているようなすごく有名なエンジニア」はそれほど多くない気がします。*3有名なライブラリ(?)というかフレームワーク(?)としては https://github.com/stackmob/scalamachine でしょうか。
個人的な印象ですが、meetupに比べて、最近急成長して、そういったエンジニアも増えた(もしくは、外部に情報発信するようになった)ような印象です。ただ、面白いというか、すごいのが、相当Scalazを使い込んでいるらしく、web上にあるScalazに関するblogや、スライド、勉強会でのviedoがレベル高くて、なおかつわかりやすいです。以下にいくつか挙げておきます。
- stackmob社のblog
エンジニアだと、たとえば以下の2人とか?ほかにもScalaエンジニアは このあたり から辿っていけば何人かいると思います。
cake solutions
こちらも、(また勝手なイメージですが)最近になって勢いがあるというか、「Scalazを使い込んでいる」という意味でstackmobとかなり似ている感じです。stackmobと同じように会社のblogに、Scalaz関連の記事とか多いです。あと最近ずっと、 「This week in Scala」というシリーズで、その週にでたScala関連のライブラリとか、blog postなどをまとめるという、情報収集するにはかなり役に立つシリーズとか書いてくれています。会社自体がどんなことやっているのか?はイマイチ理解できてないので、公式ページ読んでください(ぇ
エンジニアだと @honzam399 さんとか
*1: unfilteredの誕生の簡単な経緯についてはこちら https://twitter.com/eed3si9n_ja/status/259408105794838528
*2:meetupの2人と比べると
*3:自分もイマイチこれがなんなのか理解できてないですが