2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年振り返り

これ書いている時点で

jsonやprotobufのtextformatからScalaPBのcase classに変換するマクロ

作りました。 実際に最初に作ったのは1年以上前で、仕事のコードの一部に入れていたのですが、いろいろ整理したり機能加えて、OSSにして公開しました。 以下関連コミット

半年間育児休暇を取った

以下、普段と違いプログラミングの話題があまり出てこない、あくまで個人が育児休暇取った話を書くだけなのでご注意(?)ください。 最後の方に少しだけプログラミングの話出てきます。

Scalaのコミット権限をもらった

ここでいうScalaとは https://github.com/scala/scala のScala programming language本体のことです。 以前、以下のようなblogを書きましたが

新しいMacBook Proを買ったのでScalaのコンパイラのベンチマークをした

4年以上前に買ったものを買い替えました。計測条件は後で書くとして、雑な結論を先に書いておくと

maven centralやsonatypeやbintrayでTLS 1.1のサポートが打ち切られたことによるそれぞれのJavaのversionへの影響

最初sbtにissueたてるか、などとtwitterで言っていたけれど、そんなに困っている人多くなさそうだし、blogにだけまとめておけばいいか、という気持ちになったので、ひとまずまとめておく。

wartremoverの管理者権限とpublish権限もらった

wartremoverとは、一言でいうとScala向けのlinterです。 主な特徴としては、 コンパイラプラグインとしてもマクロとしても使えて、独自のルールをある程度簡単に追加できたり、アノテーションつけて一部のみを警告抑制できたり、警告にするかエラーにするか…

Scala 2.13 から入る byname implicit arguments

github.com mergeされてました。それの簡単な説明や、以前から自分がやりたかったやつを試したらうまくいったので、実例の紹介をします

sbtからflatbuffersのjavaを使う

flatbuffers自体の説明はあまりしません。ググったり公式ページ見てください。 https://google.github.io/flatbuffers/

Scala本体に貢献(pull request)してみる話

以前にも増して、普段ずっとgithubしかやっていないわけで、githubでの活動のことに関してはいくらでも書くことがあるというか、逆に全部をblogに書いていたらとても書ききれないわけで、よってあまり特別なことがない限りblog書かないわけですが、なんとな…

Scala 2.13 の LazyList は Stream[CallByNeed[A]]

以下のまとめでいくつか(最初は多少の勘違い含めて)LazyListに関してもtweetしてますが、Scala 2.13からStreamが非推奨になってLazyListというStreamと似てるけれど少し違うものが追加される予定らしいです。それの話

今までのGitHubの全部の草

https://t.co/Ntbndw6O9Y pic.twitter.com/HguuyWxax5— Kenji Yoshida (@xuwei_k) 2018年5月6日 https://github-contributions.now.sh/ https://github.com/sallar/github-contributions-chart id入れてログインも無しでボタン押すだけなので作っておきまし…

Scala 2.13.0-M4 からの新しいコレクションライブラリの変更

blog書くの面倒なので自分でまとめたtogetterを貼り付けるだけのエントリ togetter.com

Scala版optparse-applicativeをforkしてscala-jsとscala-native対応してリリースした

タイトルの通りでそれ以外あまり書くことないのですが、リリースしました github.com

scala-nativeでhttpリクエストを投げる方法

小ネタです。 これ書いている2018年3月現在、scala-nativeの最新は0.3.7ですが、

scalaz-magnoliaというライブラリをリリースした

一週間少し前に以下のようなのを書きましたが xuwei-k.hatenablog.com その後、

ScalaMatsuri 2018でgRPCの発表した

https://xuwei-k.github.io/slides/gRPC-matsuri-2018/#1 speakerdeck.com

scalaprops-magnoliaというライブラリを作った

github.com ScalaMatsuri中に内職して作りました、ごめんなさい。 まずmagnoliaとは、

Appleから新しくOSSとして発表されたSwift NIOとNettyを雑に比較

nettyのコミッターの人、appleに勤めてる有名人だから、swiftにあまり関係ないけど特別ゲスト的な感じでswiftのカンファレンスで登壇するのかと思いきや、こんなことやってた(コミット数1位)のか、なるほどーhttps://t.co/ZkRg8kn5A0 pic.twitter.com/yrZiuP…

父親になりました

まだはっきり確定してないけれど、4月くらいからしばらく育児休暇を取る予定です。 今まで転職しても結婚しても貼ったことなかったけれど、今回amazon欲しいものリスト貼っておくので、もしよければ何かください。 https://www.amazon.jp/gp/registry/wishli…

ScalaPBで使える protocol buffers の linter の plugin を作った

github.com 最初に作ったのは結構前なのですが、OSSにしてなかったのでOSSにしました。 sbtでの設定方法はgithubのREADMEなどを見てください。 protocol buffersには多少の慣習というかstyle guideが公式にあり、

(a == 1) && (a == 2) && (a == 3) をScalaのマクロで強制的にtrueにする

流行りに乗ってしまった。 Transformerの基本的な使い方の練習として良い例題ですね(?)

ScalaコンパイラやsbtとJava 9の対応表

Java 9が広まってきて、しかし多少古いScalaやsbtのままやろうとしてハマっている人を見かけることが多くなってきたので、簡単にまとめておきます。

scalaz.Tannenの名前の由来

以下のようなデータ型 final case class Tannen[F[_], G[_, _], A, B](f: F[G[A, B]]) scalaz/Tannen.scala at 7f5bbf571a18e2a29b337da238ab3f286954dd49 · scalaz/scalaz · GitHub

scalapb-argonautをscala-native対応させた

まずは以下のあたりも参照 xuwei-k.hatenablog.com xuwei-k.hatenablog.com それで

msgpack4z-argonaut を scala-native 対応させた

github.com 対応させてリリースしたの数日前だけれど、書くの忘れてたので今書いています。

ScalaPB用のprotobufとjsonの変換用ライブラリを大量にリリースした

大量と言っても、これ書いてる時点ではまだ3つです。 (実装の共通化のための scalapb-json-common というのを除いて。逆にそれ含めれば4つ) https://github.com/scalapb-json/scalapb-argonaut https://github.com/scalapb-json/scalapb-circe https://githu…

ScalaのmutableのHashSetの面白い挙動

togetter.com 面白い挙動だけど、さすがに自分が本当に最初に見つけた、というのもなにか違う気もするので、あのScalaパズルの本や、どこかのブログにこれ載っていたりしないんですか?