wartremoverの管理者権限とpublish権限もらった

wartremoverとは、一言でいうとScala向けのlinterです。


主な特徴としては、

コンパイラプラグインとしてもマクロとしても使えて、独自のルールをある程度簡単に追加できたり、アノテーションつけて一部のみを警告抑制できたり、警告にするかエラーにするか設定可能だったり、どの設定を有効にするか細かく指定可能だったり、 などなど色々便利です。

それ以上の詳細は公式サイトのドキュメントなどを読んでください。

github.com

自分はそもそも4年くらい前からコミッターだったけれど、ここ数年一番頑張って管理していた人が忙しいというか、仕事でScalaやwartremoverやっていたけれど、それができなくなった?みたいな話で、代わりの人募集していたので、立候補したらそうなりました。

github.com

色々抱え込み過ぎな気がするけれど、出来る範囲で頑張りたい。 wartremover-contribというもう一つのプロジェクトふくめ、いくつかmergeしたりし、Scala 2.13.0-M4サポートした最新版を両方リリースしました。




ちなみに、別に今更知らなくても良い豆知識として、wartremoverの歴史を自分が覚えている限りで書いておくと


puffnfreshさんが作り始める(おそらくこの頃いくつかpull reqしたらコミット権限もらった)

(猫とscalazの騒動が起きる前)なんとなくtypelevelに移管される

(puffnfreshさんはscalaz派なので騒動が起きた後?)またpuffnfreshさんのところに戻る

最近までメンテ頑張ってくれていたClaireNeveuさんなどの新しいやる気あるコミッターが増えて、独自のwartremover org作られる。ドメイン取得したり公式サイト作られる

ClaireNeveuさんがメンテに時間をあまりかけられなくなったので、自分が全権限もらう(イマココ



みたいな経緯だったはずです(記憶のみを頼りに書いているので100%あっているか自信ない)