wartremover
仕事以外でも役立ってるものも多く含んでいますが、仕事きっかけで作ったか、OSSに対して使っていても仕事でもよく使ってる自作ツールについていくつか振り返って紹介してみる記事。 振り返ってみるだけなので、自分のblogやtwitterをかなりしっかり読んでる…
ある意味wartremoverきっかけでの話なのですが、適用範囲としてはwartremoverに限らないので、こういうタイトルになっています。 Scala 2だと
Scala標準に -Wvalue-discard などがありますが、自分が知る限り、これはすごく細かく制御できるわけではなく、全てを警告します。 $ scala -Wvalue-discard Welcome to Scala 2.13.14 (OpenJDK 64-Bit Server VM, Java 11.0.23). Type in expressions for e…
細かいこと考慮すると、ものすごく色々あるのですが、大体の判断基準は、まずこうだと思われます。 scalafmt scalafix wartremover
以下のコードがエラーになるかどうか?という話 case class A private(x: Int) object B { def f = A(2) } まずオプションの有無とScala versionによってややこしい。以下が一覧
https://xuwei-k.github.io/slides/matsuri-2023/#1 speakerdeck.com blogやtwitterで大体書いてるようなことをまとめただけなので、特に追記することはないかなぁ。
「scalafixのような」とは build.sbt を編集しなくても、input taskで実行するruleを任意の数、動的に指定可能 ローカルのfileのpathや、urlも指定可能 動的に .scala fileをcompileして、それを実行してくれる url指定したらそれをダウンロードしてくる url…
Scala 3では、以下のように | というunion type?or type?という新しい仕様が追加されました。 (仕様というか、少なくとも以下の公式ドキュメントではunionと呼んでるが、Scala 3のquoteのAPI内部ではOrTypeでややこしい) https://docs.scala-lang.org/scal…
散々tweetしているし、少し前にblogに書きましたが、 xuwei-k.hatenablog.com それを正式に本体に入れてリリースしました。という話 github.com
1週間前のScalaMatsuriで発表 し、色々と話をしたわけですが、それから数日経ってScala 3対応版のwartremoverリリースして、さらに色々と試行錯誤していたら、以下のようなことに気が付き、 あっ、よく考えたら、Scala 3のlibrary側のQuotes使ったwartremove…
昨日のwartremoverのやつの続き、というか、Scalaのcompiler pluginに関する別の話。 いきなり雑に説明に入りますが
以前こういうのを書きましたが xuwei-k.hatenablog.com
というのを作りました。 scalapbというのは、scala向けのprotocol buffersやgRPCのためのライブラリですが、protobufのmessageに対応するcase classのコンパニオンオブジェクトのapplyには、すべて(protobuf上のデフォルト値と同様の)デフォルト引数が設定さ…
wartremoverとは、一言でいうとScala向けのlinterです。 主な特徴としては、 コンパイラプラグインとしてもマクロとしても使えて、独自のルールをある程度簡単に追加できたり、アノテーションつけて一部のみを警告抑制できたり、警告にするかエラーにするか…