sbt

わざわざsbt-native-packager経由でdocker imageを作る唯一の大きな利点

みなさんはsbtで作ったものを、(単にライブラリとしてではなく全部まとめて)本番環境にデプロイしたりする場合、どういう形式にしてますか? 最近・・・でもないですが、このあたりの選択肢は色々あるというか、sbtやScalaに限らない話なので、 広く捉えれば…

テスト実行に時間がかかった順(遅かった順)で表示するsbt pluginを作った

以下のsbt plugin作った話をします。 github.com 数日前のScalaMatsuri 2024の自分の発表の中で以下のような記述がありましたが https://speakerdeck.com/xuwei_k/scalapuroziekutono-birudosu-du-gai-shan?slide=67

GitHub ActionsのSummaryで直接すぐ見れる形式でsbtのtaskのchartを出す方法

OSSにしてpublishしようかと思っていたけど、細かい部分をいい感じにするのが面倒なので一旦雑に貼り付けておく (publishは後でやるかもしれない、未定) https://github.com/xuwei-k/scalaz/commit/06488c412b2fac78fe33739ae4f7abdfb5c49164 https://github…

1つのsbt projectでjavaagentの定義と利用をするsample。あるいはsbtのTests.Setupの代替案

JVMにはjavaagentという特別な仕組みがあるのを知ってますか? 自分が雑に思いついた具体例を書いておくと、例えばdatadogのtrace用のSDKがjavaagentで実装されてますね。 使用例は色々あるかもしれませんが、javaagentの例や、それの仕組みを詳細に解説する…

sbtのTaskに優先順位の制御が欲しい気がしたので雑に作ってみた話

sbt

タイトルが微妙な言い回しになっているのは、色々と自信がないからですが、とりあえず説明を書いていきます。

sbtで独自のprotobufのoptionを定義し独自のprotoc pluginでそれを処理するsample

これ qiita.com をsbtで1つのrepositoryで実行するsampleを作った、というだけの話。

sbtのtestGroupingを使った並列化や高速化手法の解説

以下の記事の続き的な意味があるので、まずはそちらを読んでください xuwei-k.hatenablog.com そちらの記事で、以下のようなコメントをもらっていましたが

ライブラリを使わずにScalaプログラム内部でclasspathなどを丸ごと引き継いで別のJVMを立ち上げるサンプル

そもそもがかなりレアケースなのですが、一応、稀にありえるシチュエーションとしては 特別な(微妙な)コードをテストしたい scala.sys.exit 自体を至る所で呼び出していて、本来それ自体を改善したいが、一旦それをそのままテストしたい mainスレッドが終わ…

IntelliJ IDEA上でTerminalからsbt立ち上げてerrorやwarn出た時にclickで飛べるようにする

IDEAのterminal(sbt pluginではない)、からsbtを起動してcompileなどすると、errorやwarning出た場合にそのpathがclick可能で、そうすると該当のsource codeに飛べて便利だったのだけど、いつの間にか不可能になってるんだけど、これどこかに設定あるのか、v…

依存ライブラリ使って一定以上大きめのsbt pluginを作る時のいい感じの方法

sbtや、sbt pluginというのは所詮ただのScalaプログラムなので、普通に依存ライブラリが使えて、普通にScalaというか任意のJVM言語で書けば、そのまま呼び出せます。 しかし、普通に書いて普通に呼び出すのは、いくつかデメリットがあり得るので、代替として…

CIで警告のdiffを出すsbt pluginでscalafix対応をした

以前作った以下のsbt pluginの0.2.0リリースしました。 github.com xuwei-k.hatenablog.com https://github.com/xuwei-k/sbt-warning-diff/commit/00f4ec112e3d641c1ba189ec2fe86aa6e4ac23cc

sbtのevictedタスクの結果をsub projectごとにファイルに書き出す

sbt

そもそも任意のTaskのoutputをファイルに書き出すようなplugin作ればいいだけの可能性もあるが (例。メンテされてない?) https://github.com/cb372/sbt-write-output-to-file とりあえず深いことは考えずに、雑にevictedに限定して書き出す場合の方法。

TeaVMのsbt pluginを作った 〜 酢豚とお茶の出合い 〜 ScalaからWebAssemblyへの変換

Twitterでは多少Tweetしてたのですが、やっとある程度形になったので、リリースしました。 以下、簡単な説明や、関連する余談など書いておきます https://github.com/sbt-teavm/sbt-teavm

sbtかつGitHub Actionsでログの表示をいい感じにするplugin

他人が作ったものを紹介するだけの記事。 以下のtweetで大体は言い尽くしてあるのですが、これはとても良さがあるので、あえて、ほぼtweet貼り付けるだけの記事書いておくことにしました。 github.com warn

未使用なprotobufのmessageなどを検知するsbt pluginを作った

github.com run sbt unusedProtoWarn

scalafmtやscalafix適用結果をGitHubのpull reqで自動でsuggestする

一言でいうとreviewdogの紹介をするだけなのですが、すごくタイミングよく罠にハマった?ので、それの暫定的な回避も書いておきます。

sbtのprojectでpull requestで変更された依存ライブラリの一覧を出す

少し前に、以下のようなものを作りましたが xuwei-k.hatenablog.com github.com それと似たような発想で 「このpull reqで変わったライブラリは何か?」 のdiffを出す仕組みを作りました、という話。 ここでのポイントは 「間接的に依存してるjarも含むdiff…

sbtで特定のprojectを含めた依存project全体に対してtask実行する

昔似たような違うものを使ったことがありますが、違うものです

scala3profileというsbt/compiler pluginをリリースした

github.com

CIで増減した警告を教えてくれるsbt pluginを作りたい話

モチベーションなど 自分が知る限り、sbt使ったbuildで、CIで増えた(あるいは減った)警告を出してくれる簡単な仕組みは存在しない もし知っていたら、作る必要なくなるので教えてください reviewdogは使ってる https://github.com/reviewdog/reviewdog revie…

sbtの独自Configurationを使ったbuild速度の改善

突然ですが、皆さんsbtのchrome trace吐き出す機能使ってますか?大抵の人は使ってないというか、存在すら知らないと思います。 https://github.com/sbt/sbt/pull/4576 以前以下のあたりでも多少話を出しました https://xuwei-k.hatenablog.com/entry/2022/0…

Scala 3のinlineによるcompile時間増大に対処する方法

概要や結論を先に書いておくと、適切にプロファイルを取って、適切にボトルネック箇所を見つけて対処しましょう。 という話になるのですが、大まかな概要というか、結果的に使った方法を書くと sbtのTask毎の時間を記録する機能を使う Scala 3 compilerのロ…

sbtでtaskAllという独自コマンドを作った

sbt

仕事でsbtのsub projectが100個以上あるので、こういう指定だけでもダルいので

sbt 1.4以降でgraphviz使ったsvgなどのdependency graphの出力

sbt

sbt 1.4から標準にdependency graphが取り込まれた https://github.com/sbt/sbt/pull/5883 https://github.com/sbt/sbt/pull/5880 標準で(拡張子的にはhtmlだが)svgで出力するやつがある https://github.com/sbt/sbt/blob/7969a155b0978a925d3bd4aeefcb2ace1…

packageとdirectoryに整合性がなかったら強制的にファイル移動するscalafixのrule作った

以前、チェックする君だけ作ったのですが、それを雑に改造して、強制移動する君に改良しました。 細かい部分が雑なので、読みにくいし、バグってる可能性もありますが、ご自由にお使いください。 既知の問題として、packageが2行にわかれて書かれていると、…

sbt-sonatypeでsonatypeProfileNameとorganizationに異なる値を設定するパターン

というのが実質あり得ないかと思っていたのだけれど、どういうときにそうなるか?というのに気がついたのでメモ。

sbtのremote cacheのidにcommitの日付を入れる

sbt

という小ネタ。 sbt 1.4.1時点のデフォルトでは、単にgitのcommitのhashのみだが、日付が入っていたほうが、例えばローカルのキャッシュを手動で削除したりする際などに便利そうなので。 https://github.com/sbt/sbt/blob/4a2aaabb9b41a9e016e/main/src/main…

sbt 1.4のremote cacheを試してbug報告やpull reqした記録

だいぶ色々やっているので、とりあえず雑にまとめておく

sbt 1.4からのpipeline機能を試したら3割compile時間短縮された

3割というのは、もちろんprojectの構成だったり、計測方法やその他色々によるわけですが、とにかく自分が計測した場合には3割短縮されました。114秒が80秒になりました。

sbt 1.3.0以降 % Test でライブラリ追加してもcompileの依存が変わる場合がある件

以下再現コード