基調つまり key note っていうのは音楽でいうコードとかベースにあたるもので、カンファレンスの雰囲気を決定するものですが、Scala Days 2013 の講演は特に 2日目はこれまでコミュニティーを支えて来た人の感情を逆撫でするような内容でした
(過去にblogにspringについて書いたのをさして)
@chrslws Ah here it is. URL The bad old days!
2013-06-25 12:06:20 via web to @n8han
「メインストリームになることがゴールであるべきではない。それは"ストリーム"ではなく、よどんだ沼である。」
Going "mainstream" should not be a goal. The status quo is not a stream. It is a stagnant swamp. And we have to blast the dam.
その他、小田好先生が
ちょっと無理やりまとめようとしてるのか、わざと火に油注いでるのか、意図はわからないですが
「すべて良い話だった」と言ってるところに、あのtony morrisさんが直接replyしてたり
It was overall a really good talk. I think the community has addressed over the last year the key points he raised. But good to be reminded.
2013-06-26 04:23:20 via web
@odersky I am convinced that no amount of parody will give you the insight to the damage caused by this schism you insist on creating.
この他にも、数えきれないほど色々。その公開されたRod Johnsonのkeynoteのビデオのページのコメント欄でもちょっと議論になってますね。
http://parleys.com/play/51c1ffe7e4b0d38b54f46231
Rod Johnsonの話のおかげで「エンタープライズにScalaを浸透させたいtypesafe社」vs「Scalaコミュニティ」という構図を呈して議論になっています(?)が*1、果たしてどうなるんでしょうか。単にRod Johnson一人がわざとそういう話をしたただけで、それを持ってtypesafe全体がどうというのもあれですが。
でもtwitter上の議論見ると、少しtypesafe自体への不信感というか「エンタープライズって(笑)」という流れになってる感はあります。
「良くも悪くもメインストリーム="よどんだ沼"」になったら、一部の early adopterが去っていくのは必然な気もしますね。何年先になるかわかりませんが。
あと、今回のRod Johnsonの話はまぁ一過性で済むのかもしれませんけど、(ちょっと関係ない話ですが)「typesafe activator」というよくわからない方向へのtypesafe社の力の注ぎ方に対して、少し不安を覚えます。
個人的には、そんなことがあってもよっぽどtypesafeが変なことしないかぎり、これからもそれなりにScalaは広まるだろうし、それなりにコミュニティは成長するだろうと、かなり楽観的に思って傍観しつつ、今日もScalazにpull reqしました。
*1:いや、もちろんそんな単純じゃなくもっと色々な議論に発展してますが