Spring作者Rod JohnsonのScaladaysのkeynoteの件でtwitterが炎上してる件


(過去にblogにspringについて書いたのをさして)

dispatchの表を例に出して「記号が(ry」とかdisられたらしいのでまぁ・・・


「メインストリームになることがゴールであるべきではない。それは"ストリーム"ではなく、よどんだ沼である。」

その他、小田好先生が
ちょっと無理やりまとめようとしてるのか、わざと火に油注いでるのか、意図はわからないですが
「すべて良い話だった」と言ってるところに、あのtony morrisさんが直接replyしてたり

この他にも、数えきれないほど色々。その公開されたRod Johnsonのkeynoteのビデオのページのコメント欄でもちょっと議論になってますね。

http://parleys.com/play/51c1ffe7e4b0d38b54f46231


Rod Johnsonの話のおかげで「エンタープライズScalaを浸透させたいtypesafe社」vs「Scalaコミュニティ」という構図を呈して議論になっています(?)が*1、果たしてどうなるんでしょうか。単にRod Johnson一人がわざとそういう話をしたただけで、それを持ってtypesafe全体がどうというのもあれですが。
でもtwitter上の議論見ると、少しtypesafe自体への不信感というか「エンタープライズって(笑)」という流れになってる感はあります。
「良くも悪くもメインストリーム="よどんだ沼"」になったら、一部の early adopterが去っていくのは必然な気もしますね。何年先になるかわかりませんが。


あと、今回のRod Johnsonの話はまぁ一過性で済むのかもしれませんけど、(ちょっと関係ない話ですが)「typesafe activator」というよくわからない方向へのtypesafe社の力の注ぎ方に対して、少し不安を覚えます。


個人的には、そんなことがあってもよっぽどtypesafeが変なことしないかぎり、これからもそれなりにScalaは広まるだろうし、それなりにコミュニティは成長するだろうと、かなり楽観的に思って傍観しつつ、今日もScalazにpull reqしました。

*1:いや、もちろんそんな単純じゃなくもっと色々な議論に発展してますが