Scala2.10のバグが多いけど、バグ修正と開発速度も速いという話

以下のような会話して、まぁ前から感じていたので実際にちょっとコミット数をベースに調べてみた


git rev-list v2.9.0 v2.9.3 | wc -l

13951 commit

git rev-list v2.10.0 v2.10.2 | wc -l

19217 commit

*1

つまり、もう既に2.10.0から2.10.2のコミット数は、2.9.0から2.9.3の間のコミット数超えてる。ちなみに 2.9.0 から 2.9.2 のコミット数で13861


次にtagが作成された日付

$ git log -1 --format=%ai v2.9.0
2011-05-11 14:42:55 +0000

$ git log -1 --format=%ai v2.9.2
2012-03-30 16:31:19 -0400

$ git log -1 --format=%ai v2.9.3
2013-01-27 22:36:35 -0800

$ git log -1 --format=%ai v2.10.0
2012-12-05 11:20:20 -0800

$ git log -1 --format=%ai v2.10.2
2013-05-30 07:44:27 -0700

2.9.0から2.9.2で 300日くらいで*2 13861 コミット ≒ 一日あたり46コミットくらい
2.10.0から2.10.2は 200日くらいで 19217 コミット ≒ 一日あたり96コミットくらい



つまり、2.9のときに比べて開発速度2倍くらい?



typesafeの人数増えて、開発速度も機能の追加も、その分発生するバグも、バグ修正の速度も、やはり全部あがってるとは思う。このグラフみても明らか


https://github.com/scala/scala/graphs/contributors


これだけ多くのバグ修正*3されてるので、2.10.0使ってる人は、はやく2.10.2に上げたほうがいいですよ。(playframeworkとかplayframeworkとかplayframeworkとか)





ちなみに、gitのコマンドで参考にしたもの↓

http://stackoverflow.com/questions/10827695/count-commits-since-tag
http://stackoverflow.com/questions/13208734/get-the-time-and-date-of-git-tags

*1: ちなみに v2.8.0 から v2.8.2 で 11127 commit

*2:2.9.2と2.9.3の間はかなりあいてるので、2.9.2で計算

*3: 基本的には。一部2.11の機能をコンパイルオプション指定で先取りとかも入ったらしい?が