sbt 0.12.0-M1 がでてた

このblog書いている時点では、まだなにもリリースのアナウンスされてませんが さり気なくtagきられてました。
追記: MLにアナウンスあったよ

https://github.com/sbt/sbt/tree/v0.12.0-M1
まだこのあたりのページ

http://www.scala-sbt.org/
http://xsbt.org/

にも、リンクありませんが。(そもそもmilestoneだから、載せないかもしれない?)
scala-tools がなくなったことにより、org.scala-tools.sbt ではなく、 org.scala-sbt になるようですね。 sbt は typesafe のリポジトリに jar があるわけですが、ここ

http://typesafe.artifactoryonline.com/typesafe/ivy-releases/org.scala-sbt/

にすでにあります。launcher はこれ↓(直リンク)

http://typesafe.artifactoryonline.com/typesafe/ivy-releases/org.scala-sbt/sbt-launch/0.12.0-M1/sbt-launch.jar

あとで、ちゃんとしたアナウンスでたらそれ見て欲しいのですが、milestoneなので、一般ユーザー向けではないでしょうし、対応するプラグインもまだ出揃っていない*1ので、よっぽど新しいもの好きでない限り、普通の人はまだ sbt0.11.2 を使いましょう。

sbtは、基本的に、 0.7 ↔ 0.10 ↔ 0.11 ↔ 0.12 の間の互換性がない*2ので、0.12試したい人は、(sbt0.11系のlauncherを使って0.12をdownloadしようとせずに)おとなしく0.12のlauncherをダウンロードするところからはじめたほうがよさそうです。*3 作者のMarkさんもそんな感じのこと言ってる

ちなみに、おそらくそれらの 「sbt の version 間の互換性がない」という不便な部分を埋める and 「色々な便利コマンドを追加」 した以下のようなものがあるんですが

https://github.com/paulp/sbt-extras

自分は使ってないのでよくわかりません。(誰か使ってみて、使い方書いてくれないかな・・・)

あと以前書いた、この問題
sbt0.11.2 以前で Scala2.10.0-M1 以降の version を使う方法
も(当たり前ですが)なおってました

*1: というか、sbt0.11のときと同じく、そもそも出揃う前にどんどん次のversionがでて終わる予感

*2:ここで言ってる互換性とは、「sbt0.10のlauncherを使ってsbt0.11をdowonloadするのが無理」という意味で。誰か知ってたら教えて下さい

*3:0.7 ↔ 0.10 ↔ 0.11の互換性がないのは、scalaのversionが違うことに起因していた。が、今回 0.11 から 0.12 は "org.scala-sbt" に変わったことにより、互換性がなくなったっぽい・・・?