今までPlay2にしたpull request

これは、Play framework 2.x Scala Advent Calendar 2013の7日目です。
誰得?なのかわかりませんが、標題の通り、自分が今までPlay2にしたpull requestまとめてみます。rejectされたものも一応いれておきます。Play2のScalaのアドベの参加者少ないらしいので、こんなネタでもいいよね。


グラフ
https://github.com/playframework/playframework/graphs/contributors

を見てみると、2013年12月7日現在、コミット数だと14位、24コミット。

pull reqの数としては、27回pull reqして、そのうち「5回reject、22回mergeされた」という感じか。

refactoring JavaParsers #467

なんか冗長な呼び出し方していたので、細かいリファクタしただけ。


fix scaladoc typo #595

arrayがarayyになっていたというtypo直しただけ


refactoring Evolutions.scala #596

mergeされなかった・・・しかもだいぶ後になって同じような内容含むpull reqをtototoshiさんがしたものはmergeされた・・・詳細は以下。

http://togetter.com/li/434702


fix sbt document url #647

sbtのURLが変更になっていたので、それを変えただけ


add -doc-source-url option #675

Play2自体のscaladocを生成した際に、ソースコードへのリンクを表示するようにした。


specs2 1.13

specs2のversion上げた


add Play Japan Users Group link #686

ドキュメントのページに日本のPlayのユーザーグループのリンク載せた


fix Modules.md links #687

ドキュメントのページのmarkdownの書き方ちょっとだけ変えて、ワンクリックで飛べるように便利にした。という細かい改善


delete scala-io dependency from Iteratee project #705

必要ない依存関係整理した


s/playframework.org/playframework.com #728

playのドキュメントのサイトのURLが変わったけど、ドキュメントがそれに追随できてなかったので修正


add additionalImports for routes hash seed #739

1. コンパイル
2. routeImportのkeyを変える
3. sbtをリロード
4. (cleanなどをせずに)またコンパイル
すると、古いキャッシュが使われてしまうという問題を修正したもの。これがあの有名な(?)

Yes you can also do a clean

事件である。
https://twitter.com/xuwei_k/status/302653107446366208
https://twitter.com/xuwei_k/status/302714483892183041


use new Helper classes in skeleton test code #770

"play new"した際に作られるテストコードのひな形を少し修正。"WithApplication"や"WithBrowser"という、少しだけ短く書ける新しいものが入ったので、それを使うようにした。


delete unnecessary scala-reflect dependencies #771

一旦コメントでmergeに対して肯定的な意見言ってるのに、mergeされなかった・・・。なぜmergeされなかったかは今でも謎。余計な依存があるだけではバグとかではないし、放置しても害はほぼないので、面倒になったのだろうか。
自分にとっては、結局
scala-reflectのdependency(マクロの定義側で必要になるもの)の理解がコミッターの中でも不十分なの!?」
と不安を覚えるだけの結果になった。しっかりしてほしい・・・


fix DB.withTransaction #793

これはバグ修正。詳しい経緯は以下を参照

play2.1のDB.withTransactionのバグ?


sbt 0.12.3 #922

sbtのversion上げただけ


fix jackson package name in documents #934

jacksonがversion2.x以降、パッケージ名自体が変わった。が、Playのドキュメントのほうがそれに追随できてなかったので修正。


use implicit value class #1008

implicit value classを使えるところに使っただけ。


fix broken link #1015

だいぶ放置されたあと、「ごめん、こっちで修正したわ」的な感じになってmergeされなかったもの。


fix Results.scala scaladoc #1016

「scaladocで、@return使うべきところが@paramになっていた」という細かいミスを修正。


use play.console.Colors in "dependencies" command #1121

Playにはdependenciesというsbt console上の独自コマンドがある。(ほかのコマンドはカラーか白黒か切り替えられるようになっているのに)、これがものすごくベタ書きで、カラーしか出力できないようになっていたので修正。


add "play-dist-file-name" key #1153

mergeされなかったもの。
distした場合のファイル名が固定だったので、カスタマイズできるようにした。
が、「SBT native packager plugin使うようにするから。それ使えばカスタマイズできるようになるから」となった。SBT native packager plugin使うようになったのはいい進化なので、これは納得のreject


fix F.Option.toArray #1198

「必ずキャストエラーになる」という酷いバグ修正。これはScala関係なくJavaの部分。
Javaの知識大丈夫か・・・とこれもまた不安になった・・・


fix Enumerator.scala scaladoc #1202

細かいScaladcoの修正


add comment for SI-6481 #1225

「scaladocではなくドキュメントに書くべきだよね」と言われてmergeされなかった。詳細は以下参照

playのテストが失敗するのがScalaのDelayedInitのバグだった件
もうScala2.10.3で修正されていて、2.10.3使えば遭遇しないので、知る必要もない過去の話ですね・・・。


flip parameter order #1226

上記の issue1225 のDelayedInitのバグに関連するpull reqもう一つ。こっちはmergeされた。


scala-tools repository is dead. use sonatype #1688

scalatoolsというだいぶ前に死んだURLをsonatypeに置き換えただけ。ドキュメントの中の例の部分なので、それほど重要でもないが。





こんな感じで、rejectされることもありますが、細かいものでも見つけたらどんどんpull reqしましょう。