Phil Bagwell Awardを受賞しました

Phil Bagwell Awardって何?という人は、まず以下を読んでください。

www.scala-lang.org



簡単にまとめると

  • Scalaコミュニティに対して貢献した人に送られる賞
  • 2013年から
  • (いまのところ?)毎年1人だけ
  • "Phil Bagwell" というのは人の名前で、その人にちなんでつけられた
    • あくまで賞の名前がちなんでつけられただけで、賞の内容は上記に書いたような "Scalaコミュニティに対して貢献" らしい?
  • 今までの受賞者は以下
    • 2017: Josh Suereth
    • 2016: Erik Osheim
    • 2015: Bill Venners
    • 2014: Lalit Pant
    • 2013: Dick Wall



"Phil Bagwell" さんについてですが


さて、賞の発表の様子ですが、いまのところ以下しか自分も知りません。Scala Days 2019(今年はスイスのEPFL開催)の最後で発表されたらしいです。

少しだけ前に知らされてましたが、色々忙しかったりで、気の利いたコメント送るとか何もできなかったんですが、現地の様子はどんな感じだったのだろうか・・・。


少し前まで、2017年までの受賞者までしか名前がなくて、もう2019年中盤だから、2018年は該当者なしだったのかな?と思っていたら、

自分が2018年の受賞者で、2019年の受賞者も同時に発表されたようですね(2019年まだ半分以上残っているが・・・? https://twitter.com/andreamocci/status/1139203229374439424 )

受賞したからといって、何か貰えるとか、なにかの役割や責任を負うとか、おそらくなにもないと思うのですが*1 、 引き続きScalaコミュニティが存続、発展するように頑張ろうと思います。 (公式サイトよく読みかえしたら、次回以降の選考者になることは書いてあった)


"何か貰えるとか、なにかの役割や責任を負うとか、おそらくなにもない" という点では、あえて言うなら、おそらくMicrosoftのMVPに近いものなのかな?と思いますが*2、雑に調べたら

Microsoft Most Valuable Professional - Wikipedia

受賞者は同社との秘密保持契約を結ぶことで、マイクロソフトから技術情報の提供などのサービスをうけることができる

というのがあるらしいし、

受賞者は全世界で3000人超、日本国内でも260名を超える者が受賞している

とも、あるので、そのあたりは少し違いますね

(Scalaのこの賞は、上記に書いたように今のところ、1年に世界で1人ずつ)


あと、どういう基準で選ばれる、選ばれたのかや、自分が具体的に何に対して貢献した部分が評価されたのか?もあまり聞いてないんですが、多少はあとである(当日の動画とか、公式サイトの更新)と思うので、何かあれば追記します。

ノミネートはここでやっていたみたいですね

www.scala-lang.org

ひとまずScala 2.13.0リリースされたので、それの対応で忙しいです。 あと若干余談というか、ついでに書いておきますが、Scala 2.12から2.13でのコミット数が6位くらいで、lightbendやscalacenterの人除くと2位くらいだったらしいです。 (tweetで1位と言ってるけどそれは嘘でした) (育児休暇中ずっとやったおかげで最近はあまりやれていない)

xuwei-k.hatenablog.com


動画公開されてました。


追記:

聞かれたので例のリスト貼っておきます 🙏 https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/2RZRUCNBCI0X2

*1: そうらしい https://twitter.com/jsuereth/status/1139437247634300929

*2:自分がたんにこういう賞を他に知らないだけ、といえばそう