scalapropsでテストが失敗した場合にseedを表示して失敗するテストパターンが簡単に再現できる仕組みを入れた

普通に使っていれば影響ないけれど、一応細かい互換は壊れているので、0.3.6から0.4.0と、0.x.yのxの部分を上げてリリースしました。


以下がこの機能入れたコミット


今までRandという(scalajsではないJVMの場合は)メルセンヌツイスタのわりと巨大なLongのArrayを、状態としてそれぞれのテスト毎に持っていました。
それをそのまま表示するようにしてしまえば、ある意味目的は一部達成できますが、それでは "簡単に再現" がやりずらいので、新たにscalaprops.Seedというclassを作りました。

そして、Seedを表示しても、それを簡単に入力できないと意味が無いので、
(今までソースコードを直接変更するしかなかったのですが)、sbtのコンソール経由でseedを含めた色々なパラメータを指定可能にしました。
それに伴いsbt pluginもそれらの(tab補完含めた)parse処理を入れて、新しいversionリリースしました。



scalacheckにも2016年11月頃に似たようなものが入ってるらしいですが、2017年2月4日現在、まだリリースされていないようです

https://github.com/rickynils/scalacheck/pull/263


sampleをリポジトリにおいておきました