退職予定と仕事募集のお知らせ

多少長くなるかもしれないので、先にまとめというか概要を書いておくと 「2025年3月末で現職を退職することになったけれど、次はフリーランスになろうかなぁ、と思っているけど、詳細決まっていないので退職報告記事、かつ、仕事募集記事だよ!」 という内容…

CheerpJを使ってScala Compilerをブラウザだけで動かす

すでに数回書いたけど、またCheerpJの話です。 (ブラウザでJVM自体をエミュレートして動くやつ) 色々tweetして試行錯誤していたけど動きました、やった〜。 https://github.com/xuwei-k/cheerpj-scala https://xuwei-k.github.io/cheerpj-scala/

CheerpJを使ってjavacとjavapをブラウザだけで動かす

以前書いたこれと同じようなもの xuwei-k.hatenablog.com

TwitterがScalaを採用した大昔を振り返ってScalaについて色々考えてみる

雑にtweetしたら多少反応があったというか、新しいもの書くばかりではなく歴史を振り返る方が、場合によっては面白いというかためになるというか、 そもそもプログラミングに限らず現在や未来は過去の延長線上でしかないので、歴史を振り返ることは大事です…

実際に仕事で役立っている自作のScala関連OSSツールまとめ

仕事以外でも役立ってるものも多く含んでいますが、仕事きっかけで作ったか、OSSに対して使っていても仕事でもよく使ってる自作ツールについていくつか振り返って紹介してみる記事。 振り返ってみるだけなので、自分のblogやtwitterをかなりしっかり読んでる…

Scalaわいわい勉強会でScala 3移行した話を発表した

speakerdeck.com

CheerpJを使ってScalaをWebブラウザで動かす

https://github.com/xuwei-k/scalafix-web-example/commit/6f2cc0d3e9e4d00b8f9ae9cce07602c533ca036d https://xuwei-k.github.io/scalafix-web-example/

Scala 3のgeneric numeric literalsのサンプル

公式に書いてある以上の情報はあまり書かないと思うのですが、一応のサンプルと、細かい罠や不満点があったので書いておきます。 https://docs.scala-lang.org/scala3/reference/experimental/numeric-literals.html

scala.Optionやboxingのコストと例外のコストの比較

関連tweet多過ぎるから全部貼らないんですが、まぁそれそうだな、と思って実験してみた結果。 tryは例外発生しなかったらコスト消える可能性があって、OptionやEitherやその他はtryと比較したらheapに乗る余計なオブジェクト出来るからほんの少しコストかか…

Scala 3ではPredef.valueOfよりscala.compiletime.constValueを使えるなら使おう

現状valueOfの方が無駄な処理が挟まりますね。 以下実験結果。Scalaは3.5.2

Scala 3のgivenとusingとtype classのcoherence

type classのcoherenceという観点を中心にして、Scala 3の新しい文法に関して、(Scala 2と比較して)思想やお気持ちを解説した記事をあまり見かけたことがない気がしたので、 特にすごく新規性などがある話ではないはずですが、自分なりに書いてみようと思い…

Partially-Applied TypeとScala 3.6からのSIP-47 Clause Interleaving

Scalaにおいて、一部の型引数だけを明示して部分適用し、残りの型引数は推論させたい、というパターンが稀に存在します。 普通の引数ではなく、あくまで型引数の話です。 そういう場面に遭遇しない人は別に今あまり読む必要はないです。

maven centralのpublish用groupId取得でgithubのorganization含めた任意のdomainでの自動化にも対応していた

まず、自分が知ってる限りのざっくりしたmaven centralのpublish申請方法の遷移の歴史

sbt 2がはやく完成して欲しいのでマイルストーンを頑張って試す活動

sbt

をここ1〜2週間、2.0.0-M2が出た後にわりと多くやったので、それの暫定的なまとめの記録を書いておきます。 まず、sbt自体のおおまかな前提知識などをまとめ

2024年10月頃から急にGitHub Actionsで"sbt: command not found"で失敗するようになった人へ

looks like Ubuntu 24 rolled out on GitHub Actions so you might need:- uses: sbt/setup-sbt@v1https://t.co/eGFupLii1O #Scala https://t.co/gW5WATctuj— ∃ugene -Yokota mastodon.social/@eed3si9n (@eed3si9n) October 9, 2024 タイトルの頃を境に、…

Scalaでのwasmの出力サイズは?source mapは?jsと比較してどちらが大きい?調べてみました!

まずはこれを読みましょう zenn.dev さて、

JDK 21とmockitoとbyte-buddyの警告とsbtとjavaagent

JDK 21以降、mockito使うとなんか怒られますが、それのsbtでの対策や解決方法を簡単に書きます

Scala 3のMatch Typeでコンパイル時ラマヌジャンで円周率求める

"コンパイル時ラマヌジャン" って言いたかっただけです、すみませんでした。 match typeで遊ぶシリーズです。 (そんなシリーズ続くのか不明) 女神が夢の中でそうしろって言ってました、たぶん。 *1 *1:これきいて、こいつ何言ってるんだ???と思った人は、…

Scala 3のmatch typeで数独solverを作った

昨日の続き xuwei-k.hatenablog.com

Scala 3のmatch typeで数独チェッカーを作った

なんかtweet流れてきたので TypeScriptの型がどれほど強力かというと、コードエディタ上で直接数独ができるほどの複雑な型を作成した方がいるほどです。このSudoku型を使用すると、TypeScriptの型チェッカーが間違いを正確に指摘してくれます。 pic.twitter.…

sbt-license-report pluginがcoursier使えてないせいで爆遅な件の対策

sbt

という問題が以前から知られています github.com

Scala 3からのWeak Conformanceの廃止とBoxingによるパフォーマンス劣化

タイトルで大体言いたいことを言い切っているのですが、実際問題になることは少ないとはいえ、原理上はそういう問題が起きると思います。

sbtでcompile errorの情報を値として取得する

若干sbtの内部構造依存な技を使う方法しか見つけられなかったのですが、もしもっと良い方法あったら誰か教えてください。

Scala 3とsbtでreviewdog使う方法

reviewdogというかなり有名なツールがあって、過去何度かblogにも書いたことあるし、今も普段から使っています。 github.com

MockitoのargThatとScala 3

一見かなり謎なタイミングで NullPointerException で混乱したので、かるくメモ。 以下、再現コード。

Scala 3でinline展開後のTreeをtraverseする方法

ある意味wartremoverきっかけでの話なのですが、適用範囲としてはwartremoverに限らないので、こういうタイトルになっています。 Scala 2だと

top levelのclass毎にfileを分割するscalafix

というのを作りました。

circeのsemiautoでEncoderとDecoderそれぞれ定義とCodecのみ定義でのcompile時間比較

最初に結論を書いておくと、Scala 2.13でもScala 3でも、Codec定義の方が少し速かったです。 以下、ベンチマーク用のコードや結果を雑に貼り付けていく

fthomas/refinedのScala 2 macroの更なる速度最適化

まずは以下の以前の記事を読んでおいてください xuwei-k.hatenablog.com さて、

scalafix ruleの作り方の例

https://discord.com/channels/1124331179580084406/1124334001507794994/1255004192993443910 ちょうどいい(?)ネタがあったので、これを例に作ってみます。 既にどこかに存在するのかどうか?は知りません。 (大抵、よほど複雑でなければ数分で書けるので、…